京都・伏見稲荷大社には意外な見どころがあった!!他、参拝所要時間と境内の参拝コースも地図付きでご紹介!

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京都・伏見稲荷大社には意外な見どころがあった!!他、参拝所要時間と境内の参拝コースも地図付きでご紹介!

伏見稲荷大社の創建は古く太古の昔です。

以降、江戸時代に稲荷信仰に火が付き、その結果、稲荷社が異常なまでに増加し、現在では日本全国に3万もの分社が存在します。

明治時代までは「伏見稲荷神社」の名前で知られていましたが、現在は「伏見稲荷大社」と名前を改めて日本全国にある稲荷神社の総本宮として存立しています。

この伏見稲荷大社は一般的には千本鳥居が有名ですが、千本鳥居以外にもたくさんの見どころがあります。

以下では、そのたくさんの伏見稲荷大社の見どころを惜しみなくご紹介していますので、是非、ご参拝の際の参考にしてみてください。

「楼門(ろうもん)」

京都・伏見稲荷大社の「見どころ・見学(参拝)所要時間と境内の観光コース(順路)」【地図付き】

伏見稲荷大社の境内への入り口を守護する門が、この楼門です。

この伏見稲荷大社の楼門は、日本全国の寺社に現存する楼門の中でも最大規模の大きさになる見事な門です。

  • 楼門の高さ:約15メートル
  • 楼門の幅:約10メートル

楼門は創建当初から存在した門ではなく、1589年(天正17年)に豊臣秀吉により造営された門です。

当初、この楼門が建立された年代が不明だったそうですが、昭和48年に執り行われた楼門解体修理の際に、なんと!「天正十七年」という書かれた墨書きが発見され、この発見により造営年が明らかにされています。

尚、楼門の「楼」とは、高い位置から物見を良くするために造られた矢倉のことを指します。

他には楼閣の「楼」の意味合いもあります。

「楼門」の両脇には謎の人像がある!

伏見稲荷大社の門の両脇には、人型の像が安置されています。

通常、このように門に置かれる像としては、仁王像が有名ですが、これは「随身像(ずいじんぞう)」と呼ばれる像です。

そしてこの楼門には以下の2体の像が安置されております。

  • 正面表側から見て右側に安置されている像が「左大臣像
  • 正面表側から見て左側に安置されている像が「右大臣像

この2体の随身像をよく見ると口が開いている像と、閉じている像があることに気づきます。

これらの像は、姿形こそ異なりますが、仁王像の思想を受け継いでおり、阿吽の形式を2体の像で表現しています。

造立さられた正式な年代は不明とされていますが、随神像が日本で出回ったのが、江戸時代に多いことから、江戸時代に安置されたものだと考えられています。

楼門に関しては当サイトの以下↓の別ページにてご紹介しております。

京都・伏見稲荷大社「楼門」【重要文化財】

「お茶屋」

JR稲荷駅前の第一の鳥居をくぐり抜け、さらに直進した先に見える第二の鳥居をくぐったその右脇には「お茶屋」があります。

このお茶屋の歴史は古く、創建年が1700年頃とされ、重要文化財の指定を受けています。

尚、創建当初からお茶屋として造営されたものではなく、当初は後水尾天皇の別邸として造営されています。

しかし1641年(寛永18年)に後水尾天皇自身が、自らの直臣であり、稲荷大社目代でもあった羽倉延次に別邸を下賜されています。

その後、しばらくは目代の邸宅として使用されていたようですが、1926年(大正15年)に伏見稲荷大社が購入し「貴賓館(きひんかん)」として利用されています。

貴賓館として使用されなくなった後、現在見るようなお茶屋として一般公開されています。

尚、このお茶屋は、昭和39年に「重要文化財」の指定を受けています。

「お茶屋」の特徴
  • 書院作りの茶室で庭園は「回遊式庭園」。
  • 屋根の造りは「桧皮葺」の造り

ただし、このお茶屋は常時、一般公開されているわけではなく通常は非公開であり、期間限定で公開されています。

また、公開の際でも室内の撮影が禁止になっている部分もあります。

お茶屋が一般公開される日程は、例年、4月下旬から5月です。

一般公開された時には、中でお茶をいただきながら、ボ~っと腐敗臭がするヨダレを垂らしながら回遊式庭園を眺めることもできます。是非!

伏見稲荷大社・お茶屋の詳細に関しても当サイトの以下↓の別ページにてご紹介しております。

京都・伏見稲荷大社「御茶屋」【重要文化財】

「千本鳥居(せんぼんとりい)」

千本鳥居」は京都しいては日本全国区であまりにも有名な鳥居です。

千本鳥居が立つ場所は伏見稲荷大社境内を進み、本殿のさらに奥の稲荷山の中腹に位置します。

千本鳥居の数が本当に1000本あるのか疑問に思われる方もいると思いますが、実のところ本当に1000本あるのかは不明とされています。

一説では「クソほど多い」という表現を「1000本」として例えたものと云われています。

古文書などの文献によれば、江戸時代初期から中期には1000本もなく、「千本鳥居」としての名称が広まったのは、江戸時代後期から明治時代に初頭と考えられています。

ちなみにこの千本鳥居は、崇敬者から奉納されたもので、この鳥居の柱には寄付した会社名、個人名などが記されています。

これを見ると、有名な企業や、芸能人などの有名人の名前もありますので探すだけでも楽しめるかもしれません。

実際にアイドルグループなどの芸能人を探すために、参拝に訪れる方もいるようです。

また、伏見稲荷大社の見どころとして、夜のライトアップされた千本鳥居も大きな見どころとなります。

幾重にも連なった「鳥居」の間には提灯が幾つも吊るされ、それらの提灯が夜になるといっせいに点灯し始めます。

仄かな明かりに照らされた千本鳥居は、実に幻想的であり、胸の鼓動の高鳴りとトキメキを感じずにはいられません。

この光景を見るために、わざわざ夜に参拝する方もいるほどですので、是非とも記念写真を撮っていただきたいスポットと言えます。

千本鳥居に関しての詳細は以下の別ページにてご紹介しています。

京都 伏見稲荷大社の千本鳥居の意外な実数が判明!!「歴史・意味・所要時間実際の本数」などを説明!


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「おもかる石(奥社奉拝所)

千本鳥居を通り過ぎた場所には、奥社奉拝所があります。

ここの社務所の右奥に「おもかる石」と呼ばれる有名な石があります。

「おもかる石」とは、2つの石灯籠の頭(宝珠)の部分の石になります。

また、おもかる石の脇には看板(案内板)が立てられており、この案内板には以下のようなことが書かれています。

「石灯篭の頭(宝珠)を持ち上げて、持ち上げた時に予想よりも軽かったら近い日に願い事が叶う、重かったら叶なう日が遠い」

ちなみに境内入口からこの「おもかる石」までの距離は片道で15分から20分ほどです。

現在では伏見稲荷大社へ参拝する人が急増し、「おもかる石」を持ち上げるために千本鳥居の出口付近からすでに行列ができていることがあります。

「おもかる石」の占いをするのであれば午前中に訪れることをオススメしておきます。

おもかる石の祈願方法や詳細については以下の別ページにてご紹介しています。

京都・伏見稲荷大社「おもかる石(重軽石)」

「薬力社」と「薬力亭」

薬力社は、薬に関してのご利益がある社です。

御祭神として「薬力大神」と称される神様を祭祀しています。

現在、闘病中の方で薬を飲まれている方は、真摯に祈りを捧げることで薬の効果が倍増し平癒が近くなると云われています。

また、この薬力社には湧き水があり、この湧き水を使用して「ゆでたまご」や「コーヒー」を用意してくれるお店が近くにあります。

このお店を「薬力亭」と呼称し、ちょっとした休憩処も兼ねています。

参道は坂道の連続であり、道悪な箇所もある山道となりますので、身体を休めて一息つくには最適な場所です。

また、お土産に「ゆでたまご」を持ち帰ることもできます。

薬力社の詳細は以下の別ページにてご紹介しています。

京都・伏見稲荷大社「薬力社」

「眼力社」「眼力亭」

伏見稲荷大社の稲荷山には上述したような薬力大神など、他の寺社では見られない少し風変わりな神様がお祀りされています。

これらの神様は古くから当地で祀られている神様であり、長年に渡って信仰が寄せられ、多くのご利益をもたらしてきた霊験あらたかな神様でもあります。

眼力社も薬力社同様に、目に関してのご利益がある神様をお祀りしています。

例えば、以下のようなご利益です。

  • 現在、目に関わる病に侵され闘病中である。
  • 経営者で先見の明が欲しい。

などです。

「先見の明」のご利益は先を見通せる「千里眼」の意味も含まれています。

そして眼力社で祀られている神様の名前は・・もう察しがつきますね?

お分かりにならない方は少し考えてみてください。

・・

・・

残念~!ハズレです!

正解は「眼力大神」!!と呼ばれる神様です。

また、薬力社同様に眼力社の付近にも「眼力亭」なる休憩処が存在します。

この眼力亭ではちょっと風変わりなオリジナルグッズが販売されています。

 

この風変わりな眼力亭については以下の別ページにてご紹介しています。

京都・伏見稲荷大社「眼力社」

「稲荷山・御劔社(釼石・焼刃の水)」

「釼石」

社殿の傍には、「釼石(雷石)」と呼ばれる先の尖った石があります。

伏見稲荷大社の寺伝によれば、雷を封じ込めた石という事で「雷石」と呼ばれているようです。

  • 高さ:約3m

「焼刃の水」

刀工集団三条派の始祖である平安時代末期の刀工「三条小鍛冶宗近(さんじょうこかじむねちか)」が、一条天皇の勅命のもと、稲荷大神の加護を得て、伝説の名刀を鍛えたと云われている場所です。

宗近は完成した伝説の名刀を「名刀小狐丸(めいとう こぎつねまる) 」と名付け、一条天皇へ献上しています。

そしてこの時、宗近が小狐丸を鍛えるために使用したと伝わる井戸「焼刃の水」が今も現存しています。

 

御劔社の詳細については以下の別ページでご紹介しています。

京都・伏見稲荷大社「御劔社(長者社)」

稲荷山・四ッ辻」

四つ辻」は、稲荷山山頂へ続く参道の起点とも言える場所です。

「稲荷山」とは、伏見稲荷大社の本殿や仁王門の後方に位置する山のことです。

古来、稲荷信仰では、この稲荷山に稲荷大神の御神体がお宿りされているとされ、篤い崇敬が寄せられてきました。

この四つ辻は稲荷山の中腹に位置し、四つ辻より上は山頂へ続く1本道となります。

さらに参道の坂も少し急になります。

またこの四つ辻には、「仁志むら亭(にしむらてい)」と呼称される、ちょっとした有名な休憩処があります。

有名と呼ばれるのも納得!

ぬぅあんと!!あの俳優の「西村和彦(にしむら かずひこ)」の実家でもあるからです。

また、この四つ辻からでも伏見の街の様相が一望できる場所でもあります。

伏見稲荷に訪れた際は是非!この四つ辻、もしくは山頂まで参拝してみてください。

四ツ辻に関しても当サイトの以下↓の別ページにてご紹介しております。

京都・伏見稲荷大社「御膳谷奉拝所」

「稲荷山・一ノ峰(山頂)」

  • 例祭:火焚祭(11月10日)

「一の峰」は、稲荷山の山頂部分になります。

正式にはこの一の峰に鳥居があり、その鳥居から続く階段を昇った先が山頂になります。

ちなみにこの一の峰は「標高233メートルの地点」となります。

山頂へたどり着くと達成感に満ち溢れる瞬間が訪れます。

全身に明日を生き抜く力が湧き出てきます。ファイヤ~~~~!!アチョーー!!アタぁ!ふぉぉぅ、アタぁ!

麓に位置する本殿から山頂までの所要時間は人よって異なりますが、約1時間30分ほどです。

千本鳥居からは40分ほどです。

よって麓までの往路所要時間は2時間30分から3時間ほどかかる計算になります。

 

尚、ここまででご紹介した内容は当サイトの以下↓の別ページにてご紹介しております。

京都・伏見稲荷大社の「稲荷山の7つの神蹟めぐり」と「稲荷山参拝ルート」【稲荷山地図(MAP)】

京都伏見稲荷大社の境内案内地図※PDFダウンロード可能

 伏見稲荷大社・境内案内図

 

伏見稲荷大社の有名なお祭り!

伏見稲荷大社には有名なお祭りが以下のような3つほどあります。

初午大祭

初午大祭」は2月最初の午の日に催される祭典です。

伏見稲荷の数ある祭典の中でも大祭となります。

初牛大祭とは、名前の通り「初牛の日」に執り行われる大きな祭典であることから「初牛大祭」と呼ばれています。

初牛の日に祭典を行う理由は、伏見稲荷大社の御祭神「稲荷大神」が初牛の日に稲荷山に鎮座された由緒に因むものだからです。

よってこの日は盛大に稲荷大神の鎮座を祝う日でもあります。

初牛大祭の一番の見どころは、「しるしの杉」と呼ばれる「杉の枝のお守り」がこの日限定で授与されることです。

朝8時からの授与開始にも関わらず、日本全国から大勢の方が境内に押し寄せます。

杉の枝のご利益

一家安泰・繁栄
厄災消除
商売繁盛

 

初牛大祭の詳細については以下の別ページにてご紹介しています。

京都・伏見稲荷大社の初午大祭の「日程(開催時間)」「渋滞状況・渋滞回避策」

京都・伏見稲荷大社「傘杉社・二本杉社・三本杉社(験の杉」)

 

稲荷祭

稲荷祭は伏見稲荷の数ある祭典の中で最大の祭典です。

稲荷祭は「神幸祭」と「還幸祭」の2つに分かれており、これら2つの祭典の総称が「稲荷祭」となります。

  • 「神幸祭」の開催日:例年4月20日前後の日曜日
    「還幸祭」:例年5月3日

この祭典では、伏見稲荷大社の神輿が氏子さんたちによって担がれる日でもあり、5柱の神様を乗せた5基のお神輿が街中(氏子地域)を巡幸します。

お神輿を担ぐ男共の威勢のよい掛け声と男共の汗の匂いが風に乗って仄かに鼻で感じることができます。

これぞまさに祭りです。熱き男の血潮が巻き飛ぶ、熱き熱き祭りとも言えます。アチャ~!ふぉぉぉぉぅアタぁ!アチョぅ~!お前はもぅ…

 

稲荷祭の詳細については以下の別ページでご紹介しています。

京都・伏見稲荷大社「御旅所」

本宮祭

7月の土用の期間に入って最初の日曜、もしくは祝日に「本宮祭」が執り行われます。

主に例年、7月下旬になります。

この祭典も数ある伏見稲荷大社の中では大祭になります。

本宮祭には、その前日に「宵宮祭」も行われます。

上述の稲荷祭がお神輿の祭典ならば、この本宮祭は「提灯(ちょうちん)」のお祭りです。

祭典は夜に執り行われ、18時頃、一斉に提灯に灯りが灯され「万灯神事」が行われます。

以降、20時頃まで提灯の灯りが境内の彼方此方(アチコチ)で、見ることができ、千本鳥居の灯りだけを残して21時頃を目処に灯りが徐々に消えていきます。

1年にたった1回、夜の明かりに彩られた伏見稲荷大社の姿を観れる機会です。

遠方から訪れる予定の方も是非!訪れるのであればこの本宮祭はオススメです!

本宮祭の詳細については以下の別ページでご紹介しています。

京都・伏見稲荷大社の「宵宮祭」と「本宮祭」の意味・由来

【補足】京都 伏見 「総本家・いなりや」

いなりや」は、伏見稲荷大社の入口付近にある「きつね」を形どったお菓子が販売されているお店です。

また、伏見稲荷のお土産としても人気のお店です。

「いなりや」で特に人気でオススメのお菓子となるのが「辻占煎餅(つじうらせんべい)」という鈴の形をした煎餅です。

辻占煎餅はパリパリとしたお菓子で歯で噛むと簡単に割れます。

そして、その中からはなんと!「おみくじ」が出てきます。

おみくじの中には、当たりつきのくじがあり、記念品と交換することも出来ます。

また、おみくじの内容は中国語、英語バージョンもありますので、外国の友人や家族と参拝されている方でも楽しむことができます。

辻占煎餅の値段

5枚入430円
10枚入850円

おみくじの種類

180種類以上

「総本家・いなりや」のお問い合わせ先(電話番号・住所・定休日など)

住所:京都府京都市伏見区深草開土町2(伏見稲荷大社境内)
営業時間:8:30~17:30
電話番号:075-641-1166
定休日:木曜日(1日、祝日除く)

 

京都伏見のお土産に関しては以下の別ページでもご紹介しています。

【これ10選!】京都・伏見稲荷大社の周辺・付近「お土産」人気おすすめランキング!!

おわりに・・

伏見稲荷大社の見学所要時間は、人によってマチマチですが、山頂まで行ってお土産物屋での買物やランチ(食事)の時間を入れると4時間から5時間くらいは見込む必要が出てきます。

ぜひ、時間にゆとりをもってお越しいただき、伏見稲荷大社だけではなく、京都・伏見の観光を楽しんでいただければと思います。

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