【藤森神社を観光💘】境内の様子(見どころ)を…サワガニ捕まえながら知るつもりぃ❓

スポンサードリンク

藤森神社の境内の様子(見どころ一覧)

御旗塚(いちの木さん)

藤森神社と近藤勇

1863年(文久3年)、倒幕の気運が高まる中、ついに江戸幕府は京都鎮守のための守護職である「新選組(しんせんぐみ)」を創設するに至ります。

その「新選組」の局長であった「近藤勇(こんどう いさみ)」は、ある時期を境に、慢性の腰痛に悩まされることになります。

そこで、腰痛の平癒祈願のために藤森神社へ参拝に訪れ、神前で手を合わせて拝むと・・なんと!その後、キレイさっぱりと腰痛が治ったそうです。

ちなみにこの時、近藤勇が参拝したのは、上記の神功皇后の武具と旗が眠る「御旗塚」の上にお祀りされていた「巨木の切り株」だと云われております。

京都・藤森神社・御旗塚↑近藤勇が参拝したと伝わる切り株

この巨木の切り株は、「イチイ」と呼称される木の切り株であり、地元では親しみを込めて「いちの木さん」などと呼称されているようです。

以上のような近藤勇に関しての由来に因んで、現在では腰痛持ちの参詣者が、後を立たず訪れるようになっています。

いちの木さんの「腰痛守り」??

藤森神社の社務所では「いちの木さん」の由来に因んだ、その名も「腰痛守」が販売(授与)されています。

藤森神社の腰痛守り

近藤勇もこのお守りを身につけていたのでしょうか?

腰痛持ちの方はぜひ、腰痛守を授かってみてください。

  • 腰痛守の値段(初穂料):800円

藤森神社の摩訶不思議な謎の自販機

藤森神社には、日本中の神社を探しても藤森神社にしか設置されていないような自動販売機があります。

その理由とは、以下のような理由になります。

藤森神社・自販機

藤森神社の自動販売機の特徴

・カラフルでキレイな自販機
・白馬の写真が自販機全体に描かれている
・商品を選択して、ボタンを押すと「競馬のファンファーレ」が流れる
・商品が出てくる間際に「アラヨっと、勝運が授かりますように~」と、不気味なオっさんの声が聞こえてくる。

藤森神社の自販機の場所

藤森神社境内の参集殿の前にあります。

参集殿は「南門」から入って右脇、拝殿前の大広場から見えます。宝物館と参集殿は同じ建物になります。




藤森神社のキャワぅぃぃお馬さんのおみぃくぅじぃ

藤森神社には、まだまだ魅力満載です。

その魅力に1つが、プチ乙女なキュンなハートをクスぐられてたまぅゎらなぅゎい「可愛いお馬さんのおみくじ」を引くことできます。

藤森神社 馬おみくじ

この陶器で作られた可愛キュンなお馬さんの中におみくじが入っています。

はたして、あなたの運勢は?

藤森神社のお馬さんのおみくじの値段

  • 1つ500円

藤森神社の手水鉢の台石

藤森神社の大きな見どころの1つであるのが、境内にある手水舎の手水鉢の台石です。

藤森神社 手水舎

この手水鉢の台石は、なんと!京都府立宇治公園の中の島(塔の島)に造立されている高さ約15m「十三重石塔」の一部分なんだそうです。

しかし、いったいなぜ京都府立宇治公園の「十三重石塔」の一部分が、遠く離れた藤森神社の境内の手水舎にあるのか?

その理由とは、驚くことになんと!安土桃山時代に活躍した大泥棒「石川五右衛門」が十三重石塔の「上から5番目の部分」を盗んできて藤森神社へ奉納したそうです。

藤森神社の手水舎へ行かれる際は、ぜひ、注意深く見てみてください。

藤森神社の手水舎の場所

西門から入って2つめの鳥居を過ぎて右手に出てきます。
神馬像の左脇に位置します。

京都・藤森神社の名水「不二の水」

藤森神社の境内には「不二の水」と呼称される御神水が湧き出ています。

藤森神社・不二の水

この水は藤森神社の境内の地下100mを流れる伏水だそうです。

地元の住民だけではなく、日本全国からこの水のご利益を授かりに汲みに訪れるそうです。

「不二の水」の名前の由来

「不二の水」の「不二」とは「2つとない」と言う意味があるそうです。

不二の水のご利益(効果)

  • 勝運向上
  • 学問向上
  • 健康長寿
  • 美肌効果
不二の水の場所

本殿(拝殿)を向かって見て右端にあります。
藤森稲荷神社の付近にあります。

えぇっ?!不二のお水が京都指折りのパワースポットだった!?

実はこの不二のお水は京都を代表するパワースポットであると言われています。

不二のお水がいつから湧き出ているのかは定かではありませんが、武士を中心に勝負運を授かるために多くの人が口にしたと言われています。

また、不二のお水でご飯を炊くと、おいしく炊き上がるそうです!

藤森神社へ訪れる際は、ペットボトルをお忘れなく!

藤森神社に蒙古軍の大将の首が眠る??

我々が知る「元寇の役」は鎌倉時代ですが、驚くことになんと!781年(天応元年)にも中国大陸から日本への侵略があったそうです。ホンマでっか

その時に藤森神社の御祭神である「早良親王」が出陣して、これを退けたと言う話が藤森神社社伝に残っているそうです。

その際、早良親王が蒙古軍の大将首を上げて、藤森へ埋めて塚を築いたと云われております。

後にこの塚は「蒙古塚(もうこづか)」と呼称されるようになって現在に至っています。

藤森神社・蒙古塚

なお、現在見ることのできる蒙古塚は、1919年(大正8年)に「西村伊三郎」と言う人物が寄進した塚です。




あじさい祭

藤森神社を代表するお祭り(祭典)に「紫陽花祭(あじさい祭)」があります。

あじさい祭は6月の初旬から7月の初旬までの約1ヶ月間、開催され、期間中の毎週・土日には雅楽、神楽、蹴鞠(けまり)など、様々な行事が催されます。

そして、あじさい祭のメイン行事となるのが6月15日に催行される「例祭・あじさい祭り」です。

あじさい祭は藤森神社の例祭になりますので、曜日関係なく平日でも執り行われます。

あじさいが咲き乱れる中、午前中から1日中、様々な催しが執り行われます。

また、あじさい祭の期間中は期間限定の御朱印が授与されます。(御朱印の関しては後述しています。)

藤森神社の「あじさい祭」に関しての詳細は当サイトの以下↓の別ページにてご紹介しております。

関連記事: 藤森神社・紫陽花まつり(あじさい祭)の「拝観料金・営業時間(開門・閉門時間)・日程・期間限定の御朱印の種類」

藤森神社の重要文化財 一覧

藤森神社・大将軍社社殿【重要文化財】

藤森神社・大将軍社社殿

創建年

  • 1467年-1572年(室町時代後期)
建築様式(造り)

  • 一間社流造
屋根の造り

  • こけら葺
重文指定年月日

  • 1906年(明治39年)4月14日
御祭神

  • 磐長姫命(いわながひめ)

藤森神社・八幡宮本殿【重要文化財】

藤森神社・八幡宮

創建年

  • 1494年(室町時代後期)
建築様式(造り)

  • 一間社流造
屋根の造り

  • こけら葺
重文指定年月日

  • 1906年(明治39年)4月14日
御祭神

  • 応神天皇(おうじんてんのう)
発願者

  • 足利義教

藤森神社・木造獅子狛犬

造立年

  • 不明
  • 推定:平安時代末期
修繕年

  • 1307年(徳治2年)
造り

  • 寄木造
製法

  • 漆塗彩色仕上げ
重文指定年月日

  • 1989年6月12日
作者

  • 不明




京都・藤森神社の拝観料金・拝観可能時間(営業時間)・参拝所要時間

こちらのページでご紹介する料金などは変更になっている場合がありますので、最新情報は公式ホームページなどでご確認ください。
京都・藤森神社の拝観料

  • 拝観無料
    ※但し、紫陽花祭のみ300円必要
営業時間(開門・閉門時間)

  • 9時~16時
参拝所要時間

  • 約40分

※但し、紫陽花祭や駈馬神事などの場合はこの限りではありません。

京都・藤森神社のINFO

・住所:京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
・定休日:年中無休
・URL:http://www.fujinomorijinjya.or.jp

藤森神社の駐車場

・料金:500円
・収容台数:45台ほど(バス10台)

藤森神社へのアクセスに関しては当サイトの以下↓の別ページにてご紹介しております。

関連記事: 京都駅・伏見稲荷大社から京都・藤森神社へのアクセス・行き方「徒歩・電車・バス・車(タクシー)」など

藤森神社へのペット(犬・猫)連れでの入場の可否

藤森神社へはペットの入場は可能です。

散歩の可能ですが首輪(リード)が必ず必要です。

藤森神社は車椅子(バリアフリー)で入場できる❓

車椅子の入場も可能。

ただし、境内の道はすべて砂利道になっており、舗装がされていませんので、やはり介助される方が必要になってくると思います。

車椅子のレンタルはありません。

JRA競馬の「藤森特別(藤森ステークス)」は藤森神社が由来

競馬ファンや競馬関係者であれば、当たり前のようにご存知の方も多いと思われますが、JRA中央競馬の京都競馬場で開催されるレースには「藤森ステークス(旧・藤森特別)」と呼称されるレースが存在します。

このレースの頭文字には「藤森」が付いています。

実はこの「藤森」と言うのが、この藤森神社に由来していることはあまり知られていません。

その証拠といってはなんですが、参拝した後にでも、境内の絵馬堂に立ち寄ってみてください。

絵馬堂の中には、過去に藤森特別で勝利したホース(競走馬)の額縁が展示されています。

藤森特別 藤森ステークス

競馬ファンの方は、昔を懐かしむことができる場所です。是非!

関連記事一覧

関連記事:

スポンサードリンク -Sponsored Link-


当サイトの内容には一部、専門性のある掲載がありますが、これらは信頼できる情報源を複数参照して掲載しているつもりです。 また、閲覧者様に予告なく内容を変更することがありますのでご了承下さい。