【稲荷山登拝中に立ち寄れる】腰神不動神社(明竹稲荷宮)の場所や行き方・御朱印(種類や値段)とご利益など

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腰神不動神社(明竹稲荷宮)

創建年

明治初期

再建年

2009年(平成21年)※大修理

建築様式(造り)※本殿

一間社流造り

屋根の造り

銅葺き

御祭神

  • 腰神不動明王
  • 明竹稲荷大神
  • 玉姫稲荷大神

まず・・「腰神不動神社」「明竹稲荷宮」の読み方から

腰神不動神社は「こしがみふどうじんじゃ」、「明竹稲荷宮」は「ひろたけいなりのみや」と読みます。

また、明竹稲荷宮の子社に「玉照社」という名前の神社がありますが、こちらは「たまてるしゃ」と読みます。

明竹稲荷宮の「明竹」の意味

明竹稲荷宮の「明竹」は名前としては非常に珍しいのですが、この意味は「竹林の中に築かれた社」であり、「周囲を明るく照らす社」との意味合いが込められているとのことです。ウフ




腰神不動神社(明竹稲荷宮)の場所や行き方・所要時間

腰神不動神社は三つ辻から熊鷹神社の方向ではなく、荒木神社の方向へ下った先の道の途上にある神社です。

三つ辻から徒歩3~4分の場所に位置する神社です。

伏見稲荷大社・本殿からの所要時間は徒歩約10分〜15分といったところです。

腰神不動神社(明竹稲荷宮)の歴史・由緒など

腰神不動神社(明竹稲荷宮)は、明治初期に創建された神社であり、「不動」の文字が見えるように「腰神」と「お不動さん(不動明王)」が神仏習合した神仏です。しかし、母体が神社なので位置付け的には「神様」になります。

すなわち、神仏混淆(神仏習合)の社と相成ります。

創建されたのは「池田さん」という行者の方だそうで、当時はまだ小さな祠(ほこら)に祀られていたようです。

2009年(平成21年)より腰神不動神社ならびに、明竹稲荷宮、玉照社も同時に社殿老朽化のために修造が開始され、現在、これらの神仏を合祀する形で2018年に新造された1つの御仮殿(おかりでん)でお祀りしています。

腰神不動神社は、同じ境内の中の端の方に社殿がありましたが、現在は社殿の老朽化に伴い、今後も新造されたお仮殿でお祀りされるとのことです。

明竹稲荷宮と玉照社は、現在、社殿を修造しているとのことですが、約6年がかりの工事となるため、約6年間は現在のお仮殿にて腰神不動さんと合祀される形になるとのことです。つまり、旧社殿のご修造が終われば再びもとの場所に遷座されるものと思われます。

神社であるのに、お不動さんが祀られていることから、般若お経を唱える人もいたり線香を供したりする人の姿も見られ、かつての神仏混淆の名残りが垣間見れます。

腰神不動神社(明竹稲荷宮)の御祭神

腰神不動明王

腰神不動明王は、名前の通り、足腰に関する病気を司る神様であり、不動明王という仏様でもあります。

明竹稲荷大神

上述したように「明竹」は当地の地主神であり、稲荷大神の御分神です。深草の地は竹取物語の由縁の地として信仰されるほど竹林が多いことから、このような名前が付されたのかもしれません。

玉姫稲荷大神

玉姫の名前からも察しがつくように、玉姫稲荷大神とは「稲荷大神の御分神の女神」だと考えられます。この腰神不動神社だけではなく、稲荷山山内にも「玉姫大神」と刻まれた石塚がたくさん鎮座しています。有名どころでは、大阪茶屋町の「綱敷天神社」でも玉姫稲荷が祀られています。

腰神不動神社(明竹稲荷宮)のご利益

腰神不動明王のご利益
  • 腰の痛みの平癒
  • 腰に関する病気の消除
明竹稲荷大神のご利益
  • 五穀豊穣
  • 商売繁昌
玉姫稲荷大神のご利益
  • 女性の守護
  • 芸能上達
  • 恋愛成就




腰神不動神社(明竹稲荷宮)の御朱印

腰神不動神社(明竹稲荷宮)でも、御朱印を授与されています。神仏混淆が御朱印にも反映され、「腰神不動神社」と「明竹稲荷宮」と2つの朱印が押印された御朱印になります。

この字体は篆書体(てんしょたい)という書体となり、パスポートの表紙によく見る字体です。伊勢神宮の御朱印もこの字体の篆書体の朱印です。

  • 値段:300円
  • 授与場所:社務所
  • 授与していただける時間帯;9:00~17:00

御朱印帳にも書いていただけますが、御朱印帳が無い方のために書き置きタイプの御朱印も用意されています。(注意:腰神不動神社では御朱印帳は販売されていません。)

伏見稲荷大社の御朱印は以下のページで詳しくご紹介しています。

腰神不動神社は境内が狭い!

腰神不動神社は境内という境内がありません。正直、ビッグ神棚(神棚をさらに大きくしたような神棚)がドカンっ!と、社務所の正面に造られています。

⬆️腰神不動神社の境内。狭いので10人入れば大混雑。

⬆️ビッグ神棚。プチ舞台造り。

土日祝日は稲荷山に参拝する人が多いことから、参拝者たちが下山してくる時刻となる正午(12時)以降は混雑が予想されます。

腰神不動神社の混雑回避方法

混雑すると言っても腰神不動神社には境内がほぼ無いと言えるほど狭いので、数十人も入れば大混雑となります。この混雑を回避したければ本殿から千本鳥居の方面へ向かわずに逆方向にある「お産場稲荷」や「荒木神社」の方向から稲荷山へ登り、まずは三つ辻を目指すルートを採ってもよいかも知れません。

三つ辻から→四つ辻→山頂(一の峰)を目指し→帰りはふたたび四つ辻を経由して三つ辻へ戻ってくることになりますが、三つ辻は2つのルートに分かれますので、このときに腰神不動とは逆の熊鷹社へ通じるルートから奥社(おもかる石)→千本鳥居本殿と進めば、すべて満遍なくまわることができます。




腰神不動神社(明竹稲荷宮)のお守りの種類・値段など

足腰守り

「足腰守り」は脚神不動神社を代表するお守りとなります。

足腰守りを授かった方はお守りを持たれる方の住所・氏名を所定の用紙に記入することで脚神不動明王の縁日となる「毎月28日」に足腰守護のご祈祷をしていただけます。

袋入り

  • 値段:800円
  • ご利益:足腰の病気平癒、足腰の病気・厄災避け
内府(ご本体)

  • 値段:500円
  • ご利益:足腰の病気平癒、足腰の病気・厄災避け

肌身守り

  • 値段:500円
  • ご利益:足腰の病気平癒、足腰の病気・厄災避け

厄除け守り

  • 値段:500円
  • ご利益:足腰の病気平癒、足腰の病気・厄災避け

お札(ご神札)

  • 値段:1000円
  • ご利益:一家繁栄・厄災消除

腰神不動神社(明竹稲荷宮)の連絡先

住所:京都府京都市伏見区深草開土口町16-5
電話番号:075-641-3000

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