京都 伏見稲荷大社「参集殿」

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京都・伏見稲荷大社「参集殿」

創設年

  • 1964年(昭和39年)
建築様式(造り)

  • 鉄筋コンクリート造り
  • 3階建て

参集殿は取り壊れ、すでに過去の遺物となった。
本項では人々に愛されつづけた参集殿という建物があった事実を備忘録として残す。

「参集殿」の読み方

参集殿は「さんしゅうでん」と読みます。

参集殿は何をするところ?

参集殿は、何も伏見稲荷大社だけに存在する施設ではなく、日本各地に存在するある程度大規模な神社であれば参集殿が境内にあります。

誰もが知っている身近なロケーションで例えると「伊勢神宮・内宮」にも参集殿があります。

伏見稲荷大社の参集殿の役割りとは、伏見稲荷大社へ参拝に来られた参拝者へ宿泊や食事(モーニング・ランチ・喫茶)を提供している施設です。

つまり、休憩所としての役割りもあります。

参集殿は、境内の社殿の木造の社殿群とは一線を画し、鉄筋コンクリート造り3階建て・屋上付きの近代的建造物となります。

尚、一般的に参集殿は境内の入り口付近にあることが多い建物であり、伏見稲荷大社の参集殿と同様に参拝者の休憩所としての役割りが色濃く見受けられます。

現在は営業自体を縮小する方向

現在、伏見稲荷大社の参集殿は創設から54年目を迎えています。そんなことから建物のアチラコチラに老朽化が目立ち始め、最近のことですがついに!国から老朽化の基準値を超えたため、建て替えを宣告されたようです。

ここで問題となるのが、建て替えとなると巨額の建設資金が必要になります。その上、新しく建て替える際は、国の建築法により、現在のような3階建てとして建てることができず、2階建てまでの高さなら許可をもらえるそうです。

以上のことから、参集殿としては廃館処分になり、別の目的をもった建物としてリニューアルするという話も満更ではないとのことです。…残念。トホホ

京都・伏見稲荷大社「参集殿」の内部(館内)どうなっているの?

伏見稲荷大社の参集殿は4階建ての建物になっており、それぞれの階には以下のような施設が設けられています。

  • 1階(別棟):大浴場(男女別)
  • 1階:受付・売店・レストラン(食堂)、厨房など
  • 2階:宿泊客室
  • 3階:宿泊客室
  • 4階:宿泊客室

注意点としては参集殿にはエレベーターが設置されていません。階段で上り下りすることになりますので、足腰の弱い方は2階の部屋を予約するなどの対策が必要になります。

参集殿の内部図

1階奥には、講演会や宴会でも利用できる「舞台」「ホール」があります。

⬆️奥が舞台。手前がホール。講演会や会議、宴会場としても利用できる。




京都・伏見稲荷大社「参集殿」の宿泊の料金・時間(チェックイン/チェックアウト)に関して

京都・伏見稲荷大社「参集殿」は宿泊ができます。宿泊は1人から可能です。団体の場合は事前に予約が必要となります。

チェックイン時間

  • 16時より
チェックアウト時間

  • 10時まで
宿泊料金

  • 個人(お一人、2~6名まで)
    素泊まり:3000円以内
    1泊2食付き:4000円以内
  • 団体
    1泊2食付き:5000円ほど

※朝食は735円(宿泊者は735円で利用できる)でドテっ腹にシコ流し(意味:シコタマくそ腹に流し込み)が可能!

※予約受付は2ヶ月前から可能

部屋の設備・サービスなど

  • テレビ、エアコン、石鹸、浴衣、金庫(100円)、鏡
  • 歯ブラシ&歯磨き粉

注意点

現在は建物の老朽化により、宿泊を中止する方向で動いているため、宿泊を積極的に募集されていません。宿泊を断られる場合があります。

【参考】伏見稲荷大社・参集殿の宿泊部屋(写真)

タオル干し器具、テレビ、金庫(100円)、扇風機(夏時期)以外はほぼ、何もない古めかしい部屋です。空調は備え付けタイプのものでリコモンはなし。適温自動調整されている。その上、ルームキーは鍵タイプになりますので、鍵を閉め忘れると誰でも部屋に入れることになります。

京都・伏見稲荷大社「参集殿」の門限に関して

京都・伏見稲荷大社「参集殿」には門限があります。

門限の時間は22時となっており、この時間を過ぎると参集殿の一切、中へ入れなくなります。

つまり、野宿をしなければならない決定的な瞬間が到来することになります。くれぐれも飲みすぎや遊び過ぎには要注意です。

京都・伏見稲荷大社「参集殿」での入浴に関して

京都・伏見稲荷大社「参集殿」には、1階に浴場が設置されています。入浴時間は16時~21時までで宿泊者のみが利用できます。

浴場のアメニティグッズなど

  • シャンプーセット(リンス付き350円)、歯ブラシ(100円)、タオル(210円)、カミソリ(315円)、バスタオルセット(840円)、液体石鹸(ボディソープ/無料)、綿棒(無料)、ドライヤー(無料)

参集殿に宿泊する際のデメリット

  • 部屋が古くて12畳ほどなどで狭く感じる。
  • 畳敷きなので古さを感じる。
  • ベッドがない。畳に敷布団がセットされている。もしくは入口横の押入れから自分で出して敷く。
  • 部屋にテレビや空調はあるがそれ以外のものは何もないと言える。
  • 空調は学校の教室の空調のようにリモコンがなく、自分で温度設定ができない。(適温に設定されている)
  • 風呂が共同風呂(大浴場)のため、好きな時間に入浴ができない。
  • さらにトイレも共同なので、クソが漏れそうレベルMAXのときでも共同トイレを使用しなければならず、万が一、トイレが空いていなければその場で垂らすことも懸念され、この場合、人生における最大の汚点を残すことも想定される。
  • 部屋がオートロック式ではなく、鍵を閉めなければならない。鍵を閉め忘れると誰でも部屋に入れることになる。
  • 宿泊料金の支払い方法は現金のみ。クレジット決済ができない。その上、前払い制。

参集殿に宿泊する際のメリット

  • 夜遅くに稲荷大社を散策&参拝ができる。ただし、夜はイノシシやサルがよく出没するので要注意。稲荷山の四つ辻より上で食べ物を持っていたら、サルに食べ物を取られたという話もある。
  • 宿泊料金が安い!京都駅付近で個室が使用できた上、5000円以下の宿泊施設はそうはない。
  • 稲荷大社への参拝が楽!目の前に本殿があるのでギリギリまで部屋に居れる。
  • 屋上へは自由に昇れる。屋上からは京都タワーなど付近の夜景を一望できる。




京都・伏見稲荷大社「参集殿」の食堂の営業時間とメニューに関して

京都・伏見稲荷大社・参集殿 食堂京都・伏見稲荷大社「参集殿」では、食事(ランチ・モーニング)をいただくことができます。

食堂の営業時間

  • 8時から16時まで(ラストオーダー15時30分まで)
モーニング(朝食)のメニュー

  • 和食の朝定食:1100円(宿泊者は735円)
    ご飯、味噌汁、味のり、玉子焼き、梅干、たくあん、などが基本で日によって変わる。
  • 和食定食全般:1100円から1350円

※モーニング(朝食)の営業時間は「午前8時~10時まで」です。

喫茶のメニュー

  • コーヒー:350円以内
  • 紅茶:350円以内
  • アイスクリーム:550円以内
  • コーラフロート:650円以内
  • クリームソーダ:550円以内
和食メニュー

  • きつねうどん:650円
  • 天ぷらうどん:750円
  • ざる・うどんorそば:650円

京都・伏見稲荷大社「参集殿」の食堂 きつねうどん

その他のメニュー

  • カレーライス:650円
  • 天丼:860円
  • いなり寿司:760円
アルコール類

  • ビール:650円
  • 日本酒:550円
  • 冷酒:550円

参集殿オリジナル商品

伏見稲荷大社の参集殿では、ちょっと他の参集殿とは異なり、以下のようなオリジナルの商品を販売されています。

参集殿オリジナル!「限定白狐ストラップ」

伏見稲荷大社の参集殿では、参集殿のみで販売されている限定の「天狐ストラップ」というストラップが販売されています。

「水引」をイメージした紐で白狐が織り込まれるようにして1つ1つ職人さんたちの手によって造形されています。キャナリ(訳:かなり)手の込んだストラップです。

  • ご利益:水引に願い込めて結び合せることで良い縁を引き寄せる=開運招福
  • 値段:800円

参集殿オリジナル!「実り箸」

伏見稲荷大社の鳥居は朱色をしています。この朱色は別称で「稲荷塗り」とも呼称され、古来、退魔のご利益があると信仰されています。その退魔のご利益を持つ稲荷塗りをお箸に仕立てたのが、この「実り箸」です。

サイズは中(子供・女性用)大(男性用)があります。

いずれもデザインは同じで朱色が用いらています。お箸の尖っている方が黒色で、持つ部分が朱色をしているので、まるで鳥居の脚を持ちながらご飯を食べるようです。

  • ご利益:厄災消除、無病息災、開運招福
  • 値段:大1200円、小1200円

参集殿に近くにはコンビニがある!

JR稲荷駅の横には、のぉあんとぅ!「ヤマザキデイリーストア」というコンビニがあります。夜中にクソ腹がグーグーと鳴きだしてきやがったら、鳴きを抑えるための対策が必要となります。うっふぉん

その対策の1つとして、コンビニおにぎりの『胃袋へ出発!”超落下式クソ腹シコ流し”』が挙げられます。

参集殿からJR稲荷駅まで徒歩約1分なので、デイリーまでは徒歩約2分(写真は遠回りしているので”4分”表示になっている)といったところです。

ちゃんプー(訳:シャンプー)やリンスにコダわりのあるコノヤローは、コンビニという後ろ盾があるので、これで完全安心しんっ!です。




京都・伏見稲荷大社「参集殿」のコインロッカーの料金について

伏見稲荷大社・参集殿の玄関先には「コインロッカー」が設置されています。数はそれほど多くはありません。

コインロッカーの貸出料金は1回300円→200円です。

ただし、9時〜15時までしか利用できませんのでご注意ください。オススメは伏見稲荷大社の大鳥居を出て右に徒歩約2分歩いた先にある「i-station(稲荷繁栄会)」です。

なお、伏見稲荷大社の参集殿では手荷物配送サービスも実施されています。つまり、手荷物を預けるのではなく、自宅へ郵送することも可能ということです。自分が旅行から帰宅する次の日くらいにお届け日を指定をおけば荷物を減らすこともできます。旅行で土産物が増えたときによくやる常套手段です。

京都・伏見稲荷大社「参集殿」のお問い合わせ先「住所・(予約)電話番号・営業時間・定休日」

住所:京都市伏見区深草藪之内町68
電話番号:075-641-0237
(予約受付時間:8時30分~16時まで)
営業時間:10時から22時まで(食堂は16時まで)

定休日:年中無休
収容人数:200名まで
駐車場:あり(無料)

京都・伏見稲荷大社「参集殿」の場所(地図)

京都・伏見稲荷大社「参集殿」は、伏見稲荷大社の境内入口正面の右脇に位置します。手前には伏見稲荷大社の参拝用の無料駐車場があります。

終わりに・・

京都・伏見稲荷大社の参集殿は京都駅から2駅というロケーションに位置しながら、低料金で宿泊することができます。

この価格はビジネスホテル並みの価格であり、さらに朝と夕飯の2食付けても5000円以内で納まるのは非常に驚きです。

おそらく、京都市内中の宿泊施設でも屈指であり「穴場」と言えます。

京都観光へ訪れた際は、ぜひ、京都・伏見稲荷大社の参集殿へ宿泊して、朝食と夕食を堕落しきったクソなドテッ腹にシコタマ、ブっ込みましょう!

翌朝には健康な黒々とした図太いクソがケツ穴から飛び出してくるのは間違いナシです。

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