京都・伏見稲荷大社「おもかる石(重軽石)」

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京都・伏見稲荷大社「おもかる石(重軽石)」

京都・伏見稲荷大社の境内に「おもかる石」とは?

伏見稲荷大社の奥社奉拝所の奥には、石で造られた灯籠が2本あり、それぞれの灯籠の上には「おもかる石(重軽石)」と呼称される石が置かれています。

ただし、厳密には灯籠の上の「擬宝珠(ぎぼし/宝珠)」になります。

この理由は「おもかる石」を間近で見れば分かりますが、擬宝珠であることを象徴するかのように、わずかに先端が「野菜のタマネギ」のように尖っています。

⬆️おもかる石の先端を観れば少し尖っているのが分かる。

この「おもかる石」は持ち上げれるようになっており、持ち上げた時の感覚によって一種の占いができるようになっています。

  • 持ち上げた時に石の重さが「軽い」と感じれば「願い事が叶う日が近い」
  • 思ったよりも重ければ「願い事が叶う日が遠い」

などと云われています。

「おもかる石」の祈願の仕方

  1. まず、真下のお賽銭箱にお賽銭を入れます。お賽銭の金額に規定はありません。良きご縁を期待して5円でも結構です。
  2. おもかる石を両手で掴みます。片手で持つと落ちて損壊する恐れがありますので、必ず両手で持つようにしてください。
  3. おもかる石を両手で掴んだら願い事をボソボソとつぶやきます。ただし、ボソボソとつぶやく時間が長いと、勘違いされて通報されますので注意が必要です。
  4. その後に石を持ち上げて自身の運勢を占います。

はたしてあなたは重く感じた?軽く感じた??どっちなのかな??

おもかる石の重さはどのくらい?

おもかる石の重さは不明ですが意外に重たいです。

ボウリングの玉よりは小さいのですが、重さは同等か少しあるように感じます。5kgから7kgぐらいでしょうか。

ちなみに2つとも、それぞれ職人の手作りの石ですので重さが左右で若干、異なります。

持ち上げる際は片手?両手??

片手で持ち上げるためには、日頃、ジムなどで筋肉を鍛えている必要があります。

よって基本、両手で持ち上げます。

また、片手で持ち上げると転げ落ちて損壊する危険が伴いますので、必ず両手で持ち上げてください。

女性の方は持ち上げて置く時に指を挟まないように注意してください。中には小指を挟んでしまう方がいます。小指は痛い ..冷蔵庫に足の小指をブツけるのと同等ぐらい痛い

「おもかる石」の場所

「おもかる石」は稲荷山の山内、千本鳥居の奥にある奥社奉拝所の奥になります。

奥社奉拝所に到着すれば分かりますが、案内板が立てられており、並び方の案内も記されています。

おもかる石は大人気!平日でも想定外に混雑している!?

現在、伏見稲荷大社は様々ななメディアで紹介されるようになり、かなり人気を博しています。

このため千本鳥居やその奥に位置する奥社奉拝所まで行くまでに意外に時間がかかります。

これは千本鳥居が右側通行なので1列で徐々に参道を進むためです。

10月、11月の紅葉シーズンの土日祝日、5月のGW期間などは混雑が激しく、行列がかなりできることもあります。

また、現在の状況としては、2つある「おもかる石」それぞれ前で平日でも10人前後の人が並ぶようになっています。

おもかる石(奥社奉拝所)までの所要時間

通常:千本鳥居からおもかる石の場所までは5分ほど。ゆっくりペースで10分。
混雑時:千本鳥居からおもかる石の場所までは15分ほど。

参考

伏見稲荷駅(京阪)から千本鳥居までは20分。ゆっくりペースで25分。
稲荷駅(JR)から千本鳥居までは10分。ゆっくりペースで15分。

おもかる石以外にも稲荷山を参拝しながら一周する場合、2時間から3時間は必要になります。

その上、おもかる石を持ち上げる場合、さらに時間がプラスされますので時間には余裕をもって訪れるようにしてください。

なお、伏見稲荷大社の営業時間は24時間ですが、社務所の営業時間は7時30分頃から18時頃までとなっています。(季節による)

御朱印やお守りを授与される場合は、この時間内に訪れる必要があります。

混雑を回避したいのであれば7時〜8時30分までに訪れることをオススメしておきます。最近は平日でも午前9時頃になると外国人観光客を中心とした参拝客が急激に増えます。

「おもかる石」を軽いと感じるコツ

伏見稲荷大社・おもかる石02

軽いと感じるコツとしては、最初から「この石は持ち上げられないほどクソ重たい。それでも自分は持ち上げるんだ!オるるぁー!」などと念じて、自分自身を暗示にかけてしまうことです。

「この石はクソ重い!」という暗示をかけておくことで、幾分か軽く感れるようになるハズです。

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