京都・伏見稲荷大社「根上りの松(膝松さん)」

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京都・伏見稲荷大社「根上りの松(膝松さん)」

伏見稲荷大社には多くの摂社・末社・神蹟があり、パワースポットと呼ばれる場所もたくさんあります。

こちらのページでご紹介するのは、建物ではなく「松の木」ですが、強力なパワーが宿り、ありがたいご利益があるとされています。

以下では、「これまでお参りせずに通り過ぎてしまっていた!」というあなたもきっと立ち寄りたくなる、「根上りの松」の由来やご利益について、ご紹介します。

根上りの松とは?

「根上りの松」読み方と別名

「根上り(根上)の松」は、「ねあがりのまつ」と読みます。

「奇妙大明神」、または「膝松さん」という別名でも親しまれています。

また、「根上り」から転じて「値上りの松」とも呼ばれています。

その心は・・

この後、ご紹介します!

根上りの松の由緒・歴史

「根上りの松」は、「奇妙大明神」とも呼ばれています。

昔から、松の木を御神木とし、鳥居や賽銭箱を設置して拝礼所としていましたが、松は残念ながら枯れてしまいました。

往時の松は、太い2本の根がトンネル状に曲がりくねって地上に出ていた(根が上がっていた)ことから、昔から「根上りの松」と呼ばれ、そのトンネルの下をくぐると、腰や膝の痛みが治ると言われてきました。

ただ、木が枯れた後、その太い根は、2010年頃にはトンネルのてっぺん部分が途切れてしまい、危険なため、近づくことができなくなりました。

その後、途切れた部分など数か所が白い布で覆われて応急処置がなされていました。

京都・伏見稲荷大社のパワースポット【その6】「奇妙大明神」
応急処置中の「根上りの松」

さらに、2015年末頃には、新たな「根上り松」の拝礼所が整備されました。

今度は屋根付きで、朽ちかけた賽銭箱も新調されたようです。

「根上り松」は、京都市の「吉田生物研究所」により、脱落した樹皮の復元や修復、保存修理が施されています。

以前のような太い根ではありませんが、持ち上がった形の根もあります。

あまり多くの人がお参りに訪れる場所ではないため、ためらわれるかもしれませんが、現在はまた根の下をくぐっても良いようになっています。

「くぐるのはちょっと・・」という方は、幹に手を当てて、パワーを直接いただいてみてはいかがでしょうか。




パワーみなぎる「根上りの松」のご利益(効果)

①腰・膝の痛みが治る

根上りの松は、持ち上がった根の姿を、人がひざまずいて祈りをささげている様子に見立て、「膝松さん」とも呼ばれています。

この松の根の下をくぐり抜けたり、木に触った手で自らの痛む場所をなでると、足腰の病や肩こり、神経痛が治るとされています。

体に痛みがある方にとってはありがたい、まるで整形外科医のような御神木なのです。

②株・給料が「値上がり」する

根上りの松は、「根上り」を「値上り」にかけ、さらには「松」を「待つ」にかけ、「値上がりを待つ」ということで株や証券の値上がりを祈願する経営者、金融関係者、投資家らに信仰されてきました。

また、給料の「値上がり」のご利益があるとしてお参りする人もいます。

いずれにせよ、商売繁盛や金運向上のご利益があるパワースポットというわけです。

松の他には何がある?

根上りの松は参道から一段上がったところにあり、松の他にも祀られているものがあります。

石塚と鳥居の祭壇

祭壇の上に、奉納された小さな鳥居が祀られています。

その後ろのたくさんの石碑には、どうやら神様の名前が刻まれているようです。

これは、伏見稲荷大社の境内にたくさんある「お塚」に祀られる神々で、玉姫大神、福玉大神、鷹大神、福徳大神、荒木大神などがあります。

 伏見稲荷大社には、昔から多くの鳥居やお塚が奉納されています。詳しくは、当サイト京都 伏見稲荷大社の千本鳥居の意外な実数が判明!!「歴史・意味・所要時間・実際の本数」などを説明!をご覧ください!

狐像が乗った岩

こちらのごつごつした岩の上には、小さな狐の石像が3体乗っています。

どれも古いものと見え、頭の部分が丸くなって狐とは判別しづらいですが、首には赤い布やひもが巻かれ、岩の上には、お供え物と思しき小銭や酒の瓶が置かれています。

この狐像がいる場所とその下の岩は色が違いますので、狐は別の場所から連れてこられて岩に乗せられたのでしょう。

あと1、2体いたと思われる跡も残っています。

こんな石碑もあります

どなたかのが奉納されたと思われる、こんな石碑もあります。

 

根上りの松の場所

千本鳥居の奥には、奥社奉拝所があります。

根上りの松は、奥社奉拝所前から30mほどのところにあります。

入口はこんな感じです。

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