一人で・・来てみる・・・?伏見稲荷大社の夜間の「ライトアップの時間」と「ライトアップの理由」・・。
この伏見稲荷大社については、大々的な「ライトアップ」というものはありません。
しかし、日暮れになると境内の「灯篭(とうろう)」に灯りが灯されるなど、昼間とはまた違う、幻想的な空間が演出されます。
特にライトアップされた千本鳥居はひときわ幻想的で一見の価値はあります。
ただし、夜間は周辺付近のお店、社務所も閉められてしまいますし、灯りも、参拝者が歩きやすいように灯されているといった程度で、さほど明るくはありません。
伏見稲荷大社のライトアップの理由(灯篭が灯される理由)
伏見稲荷大社に灯篭が灯される理由は、明確な閉門時間が無く24時間境内が開放されているため、誰でも出入りが出来ることが理由として挙げられます。
外国人観光客が幻想的な空間の写真を撮るために夜間に訪れるのは、このためです。
なお、毎年7月19日に開催されている「本宮祭(もとみやさい)」の時は、境内にある灯篭が6:00~20:00の間、灯されます。
「本宮祭」とは?
本宮祭は、19日に「宵宮祭(よみやさい)」、20日に「本宮祭(もとみやさい)」と2つに分けられて催されます。
稲荷大社のご分霊(稲荷大神)を祀っている日本全国の崇敬者が、総本宮である伏見稲荷大社に参詣して稲荷大神に感謝の意を示す大祭です。
宵宮祭については、境内の全域の石灯篭、献納提灯に灯りが点じられます。
個人的には、夜間に灯篭がぶら下がった状態の「千本鳥居」雰囲気がすごく好きです。
鳥居に吊るされた灯篭は本当に幻想的で、是非とも一度は見ていただきたい空間です。
本宮祭については当サイトの以下の別ページにてご紹介しています。
伏見稲荷大社のライトアップの時間帯(灯篭に明かり付く時間帯)
伏見稲荷のライトアップ(灯篭に火が灯る)時間帯は、辺りが暗くなってからだそうです。
よって、明確にこの時間帯にライトアップ(灯篭に火が灯る)が開始されるといった定刻はないようです。
目安としては、伏見稲荷大社の営業が終わった後(1日の業務終了)の時間帯となります。
ちなみに、1月ぐらいの時期であれば、19時頃がきれいだと思います。
また、私は以前、この伏見稲荷大社にある千本鳥居を抜けたところにある「稲荷山」の展望台の「四ツ辻」から夜景を見たことがありますが、物凄く綺麗でした。
是非!あなたも時間をかけて稲荷山を登ってみてください。
ただ、この時間帯は、激しく激しくチチクリ合うキャ~ぁっプルも(訳=カップル)中にはいますので、1人で行く際はそれなりの覚悟を持って訪れてみてください。
ちなみにこの稲荷山も24時間開放されており、誰でも出入りが出来るようになっています。
人による霊感の強弱との伏見稲荷大社の同調性
尚、霊感が強い人に言わせると、この伏見稲荷山には、やはり「何かがいる」みたいです。
それにより、霊感が強い人の中には、気分が悪くなって、立つことも叶わない状態にまで陥ったりすることがあるようです。
したがって、そのような人は、夜間に行くことはお勧めしません。
夜に伏見稲荷大社を歩く際のその他の注意点
近年、海外に珍しい日本文化として千本鳥居が紹介されたことから、わざわざ夜間に参拝する外国人参拝客が増加しています。
したがって、恐怖感を覚えたり、物騒だから注意が必要といったことは、以前よりは少ないでしょう。
それでも夜ですから、以下のような点に気を付けて、参拝してください。
足元に注意!
足元が見えづらく、段差に気づかない恐れがあるので、慎重に歩いてください。
懐中電灯などを持っていると、より安心・安全です。
歩きやすい靴で出かけることもお忘れなく。
虫・動物に注意!
稲荷山は自然の山です。
たくさんの虫や動物が生息しており、イノシシの目撃証言もあります。
夜は無視や動物の活動時間ですので、虫対策としては、夏でも長そでシャツやロングパンツの着用、そして虫よけスプレーの使用がおすすめです。
また、万が一、野生動物に出くわしてしまったら、近づいたり大声を出したりして刺激することは、絶対にせず、静かにその場を離れてください。
稲荷山のトイレは利用不可!
稲荷山には各所に公衆トイレがあるのですが、管理上の問題などから、夜間は利用できなくなっています。
千本鳥居から更に先に進み、稲荷山登山をされる方は、駅や本殿付近のトイレをご利用ください。
できるだけ2人以上で行く
夜間参拝をする人が増えてきたとはいえ、昼間ほどの賑わいにはなりませんし、お互いがよく見えません。
万が一、腰が抜けて歩けなくなったり、ケガをしたり、何らかの事件に巻き込まれたりした時、1人では大変ですから、できるだけ、2人以上でお出かけください。
パートナーがいれば、暗闇での恐怖心も和らぎ、より神聖な雰囲気を感じながら参拝できるでしょう。