伏見稲荷大社は太古に創建された悠久の歴史を有する神社ですが、現代ではテレビが普及しドラマや映画放映されるようになり、その撮影がこの伏見稲荷大社の境内でも行われるようになっています。
以下では伏見稲荷大社境内で実際に行われたロケ情報や作品をご紹介しましょう!
京都・伏見稲荷大社での「映画ロケ」情報
「SAYURI」
代表的な作品が2005年のアメリカ映画「SAYURI(英名Memoirs of a Geisha)」です。
「千本鳥居」と言えば、伏見稲荷というと必ず登場する景観の1つあり、代名詞とも言えますね。ウフ
他にも京都嵯峨野の竹林や平安神宮、八坂通といった京都を代表する景観が随所随所に登場しています。
またこの作品は第78回アカデミー賞6部門ノミネート・3部門受賞という世界的に注目された作品でもあります。
登場した俳優・女優さんもハリウッドで活躍するチャン・ツィーや渡辺謙さん、ケイリー=ヒロユキ・タガワなど著名な方々ばかりでしたので、この作品のおかげで日本の古都・京都がもつ美しさに注目が集まりました。
京都・伏見稲荷大社での「ドラマロケ」情報
「新選組」
また、国内の映画ロケ・ドラマロケでも伏見稲荷がよく使用されますが、近年ですと「人気大河ベスト10」2位の香取慎吾さん主演・三谷幸喜さん脚本の2004年の大河ドラマ「新選組」があります。
この作品でも伏見稲荷大社でロケが行われています。
「必殺仕事人2009」
東山紀之さん主演2009年の「必殺仕事人2009」でロケが行われています。
「必殺仕事人2009」は、必殺シリーズ30周年記念、テレビ朝日開局50周年記念作品であり、中村主水シリーズ最終作です。
「鬼平犯科帳スペシャル」
2011年・2013年の「鬼平犯科帳スペシャル」でも千本鳥居でのドラマロケが行われています。
「必殺仕事人2013」
伏見稲荷大社で行われるロケは千本鳥居が多いですが、稲荷山・奥の院参道(”奥社奉拝所”付近の参道)での映画ロケ・TVドラマロケも行われています。
伏見稲荷大社の奥の院でのロケは、ここ数年人気を博し、奥の院参道が登場した作品はというと最近ですと2013年の単発スペシャル「必殺仕事人2013」があります。
「駆け込み女と駆け出し男」
2015年の大ヒット映画「駆け込み女と駆け出し男」は有名です。
「駆け込み女と駆け出し男」は舞台が鎌倉で実際にある鎌倉の東慶寺(とうけいじ)というお寺を中心とした作品です。
奥の院参道で撮影が行われ、鎌倉の佐助稲荷という設定で伏見稲荷大社が登場したようです。
「あゝ忠臣蔵」
時代を少しさかのぼると1969年に放送された「あゝ忠臣蔵」の「お軽と勘平」の回でもロケが行われています。
「眠狂四郎」
1972年当時一躍ブームと化した「眠狂四郎」シリーズでも撮影が行われています。
眠狂四郎と言えば円月殺法が有名です。
「大岡越前8」
大岡越前シリーズ第8団!1984年の「大岡越前8」でも境内で撮影が行われています。
「暴れん坊将軍Ⅳ」
1991年の「暴れん坊将軍Ⅳ」といった有名な時代劇シリーズにも伏見稲荷大社の千本鳥居や石段、境内などが使用されています。
京都・伏見稲荷大社での「アニメロケ」情報
TVアニメ「いなり、こんこん、恋いろは。」
漫画雑誌「ヤングエース」に連載され、人気に火がついてTVアニメ化された作品です。
舞台は京都で、制作会社や放送をしている場所も京都です。
アニメ内では「伊奈里(いなり)神社」として伏見稲荷大社が登場します。
主人公の名も「伏見いなり」と言う中学生の少女と、程よく熟した女性の姿をした「宇迦之御魂神」が繰り広げる「ほのぼの恋愛系」のアニメです。初回放送は2014年1月から開始されています。
尚、稲荷駅や伏見稲荷大社の境内には「いなり、こんこん、恋いろは。」のキャラクターの等身大のパネルが作られて立てられています。
現在も、このパネルがあるかどうかは不明ですが、くれぐれもパネルをパクらないように!!
TVアニメ「ARIA The Natural」
「月刊ステンシル」と言う雑誌で2001年から2008年まで連載されたアニメです。
「ARIA(アリア) The Natural (season2)」の第5話で伏見稲荷大社を題材とした神社や千本鳥居が登場します。
「魔法先生・ネギま」
「週刊少年マガジン」2003年から2015年まで連載されたいたアニメです。
単行本の第5巻に伏見稲荷大社の千本鳥居や境内が登場します。
ロケ開始事前に俳優(女優)などのキャストが訪れる❓
伏見稲荷大社でドラマや映画の撮影が行われる際は、キャストや制作に関わった有名人などが撮影前や撮影後に訪れるそうです。
ひょっとすると、思わぬ有名人に出会えるかもしれません。ヘッヘン
伏見稲荷大社は京都に鎮座する日本全国に存在する30000もの稲荷神社の総本宮です。
伏見稲荷大社の概要(略歴)
正月初詣には約280万人という近畿地方最大の参拝者が押し寄せる神社でも知られています。
近年では千本鳥居が日本の古文化として世界の様々な国々で紹介され、美しさや物珍しさから、年々、外国人観光客が増加傾向にあります。
このような事情から、現在では境内で見かける参拝客は日本人よりも外国人参拝客の方が目立つほどです。
伏見稲荷大社の創建は古く上古の時代とされ、明治時代までは「伏見稲荷神社」と呼ばれ親しまれていましたが、昭和の時代に差し掛かり、現在のような「伏見稲荷大社」と改称しています。
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