「十石舟」の読み方
「十石舟」は「じっこくぶね」と読み「三十石船」は「さんじっこくぶね」読みます。
これらの船は江戸時代に活躍した船で、もとは伏見に立ち並ぶ酒蔵の水運輸送を担った船です。
「十石舟」とは?
江戸時代、「酒」や「米」といった重量物を舟(船)載せて、水運を利用することによって、短時間での輸送を実現していました。
この舟というのが「十石舟」もしくは、「三十石船」と呼ばれる船。
船の運航コースは淀川から宇治川の間で、ピストン運航していたようです。
しかし十石舟や三十石船を用いて輸送業を営む人の中には旅行客を乗せて、伏見の観光を手助けする旅先案内人のような事業を行う者も出てきました。
つまり現在の「十石舟」「三十石船」は、上記の旅先案内もしていた時の「十石舟」「三十石船」を「NPO法人・伏見観光協会」が現代に復刻させたものです。
現在は月桂冠大倉記念館・裏乗船場から「十石舟」、大倉記念館近くにある老舗宿・寺田屋の寺田屋浜乗船場からは「三十石船」が運航しています。
船内では、江戸時代からの伝統の鼻歌や観光ガイドのアナウンスが流れており、伏見の歴史を知ることができます。
ただし、「十石舟」「三十石船」は、運航している期間(時期)が限定されているので、確認してからお出かけください!
「伏見・十石舟」の運航期間
新型コロナウイルス感染症対策に伴う変更
10月1日より、●伏見十石舟/●伏見夢百衆の営業を再開いたしました。
2022年度
2021年3月19日(土)〜12月4日(日)の期間
8月の運航は、8月1日〜14日(月曜運休)のみ。
運休日
毎週月曜日(祝日を除く、ただし、4・5・10・11月は月曜日も運航)
※8月は上記のみ運航
料金
大人1,200円(中学生以上)・小人600円(小学生以下)
※身体・知的・精神障がい者割引:5割引
※料金は変更になる場合があります。
2021年度
2021年3月20日(土)~2021年12月5日(日)の期間
(月曜運休、8月は1~15日のみ運航=月曜のぞく)
2020年度
2020年6月20日(土)〜12月6日(日)の期間
但し、8月の運航は8月1日〜16日(月曜運休)
2018年度
2018年(平成30年)3月24日(土)~12月2日(日)の期間
但し、8月の運航は8月1日~16日のみ(8月は出航時間が定まっていません※要問い合わせ)
2017年度
4月1週目の日曜日~11月30日まで
8月の運航は8月11日~8月16日のみ
※運航日程は年度によって変わります。
「伏見・十石舟」の運休日
基本:毎週月曜日(祝日を除く、ただし、4・5・10・11月は月曜日も運航)
※8月は上記の日程のみ運航
「伏見・十石舟」運航ルート(コース)
十石舟の乗船場所(月桂冠大倉記念館裏乗船場)の地図と行き方
月桂冠大倉記念館を出て右方向へ1、2分ほど直進すると「べんてんばし」というコンクリートの橋が見えてきます。
この橋から乗り場が見えています。
- 月桂冠大倉記念館からの距離:約300メートル
- 月桂冠大倉記念館からの所要時間:徒歩約2分
「伏見・十石舟」の乗船料金
- 大人:1200円(中学生以上)
- 小人:600円(小学生)
- 幼児:300円(小学生未満)
「伏見・十石舟」の割引について
「伏見・十石舟」は以下↓の割引が適用されます。
- 身体障がい者割引は半額(身障者手帳が必要)
- 団体割引(10名以上利用の場合、お一人様あたりの乗船料が5%OFFとなります)
※団体は予約が必要 - 十石舟・三十石舟乗船者は伏見夢百衆(喫茶店)にて乗船券の半券提示で漏れなく10パーセント割引
1度に十石舟に乗船できる人数
- 定員20名まで
「伏見・十石舟」の見学所要時間
- 約50分(往復)
月桂冠大倉記念館裏乗船場(弁天橋)出航時間
※運行時間は変更になる可能性がありますので参考程度に御覧ください。
(1)十石舟の出航時間・通常運航期間
下記(2)以外(秋期運航期間以外)
10:00 10:20 10:40
11:00 11:20
13:00 13:20 13:40
14:00 14:20 14:40
15:00 15:20 15:40
16:00 16:20
(2)十石舟の出航時間・秋期運航期間
11月25日~12月4日の期間(2017年度)
10:00 10:20 10:40
11:00 11:20
13:00 13:20 13:40
14:00 14:20 14:40
15:00 15:20 15:40
※天候により変更あり
「十石舟」のお問い合わせ先・乗船予約「電話番号」
- 電話番号:075-623-1030
- FAX番号:075-623-1039
- URL:NPO法人 伏見観光協会
十石舟に乗船するメリットや見どころ
十石舟が航行する宇治川派流の両岸には桜並木があり、満開の桜の下を通り抜けて行くので、この満開の桜たちを下から見上げるのが大きな見どころとなってい‥‥‥申す。サクリュァっ
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