難切り不動尊とは?
稲荷山の熊鷹社後方には「新池」や別名「こだま池」・「谺ヶ池(こだまがいけ)」と呼ばれる大きな池が広がる。
その池畔には古来、「難切り不動」と呼ばれるお不動さん(不動尊)が佇む。
⬆️ネイルに行き、わずか5日でジェル爪が剥がれ落ちた瞬間の唖然具合と泣き心ほど噂の‥‥「難切り不動」
⬆️ランドセル横に吊下げた給食袋の箸のカチャカチャ鳴る音の心地よさほど噂の‥‥「難切り不動(外観)」
難切り不動尊のご利益
難とは「たやすく進めない」「うまく立ち行かない悩み」などの意味合いがあるが、早い話が真摯に祈りを捧げることで、その難を断ち切ってくれる有難い不動尊となる。
なお、難と漢字で書くと一文字だが、辞書で調べると以下のような難に由来した言葉がズラっと出てくる。
🦊難を含む語句一覧
「難易・難解・難局・難関・難渋・難所・難色・難題・難病・難問/困難・至難」
「海難・艱難 (かんなん) ・救難・苦難・国難・困難・災難・受難・殉難・水難・火難・厄難・遭難・多難・盗難・避難」
「難詰・難点/非難・弁難・論難・難儀」
「七難・無難」
ちなみにアチキの男運も多難・苦難の連続でただいま遭難中よ。救難してくれたら耳元にセクシー吐息を吹きかけてA・GE・RU💋
以上、つまり、これらの難を断ち切ってくれることにな〜る。
ちなみに類似した名前に「波切不動尊」があるが、これはまた別のお不動さんとなる。
難切り不動は山岳信仰由来か?
実は山岳信仰の聖地として知られる奈良県吉野吉野山にも「難切り不動尊」がある。
吉野の行者が、同様に山岳信仰で知られた稲荷山へも登拝し、その途上、当地に吉野の難切り不動を勧請して奉斎したとも考えられる。
熊鷹社の独特の参拝方法
古来、難切り不動尊脇に広がる谺が池の池畔にて柏手を打つと幸運を示す方角よりコダマ(谺)が返ってくると云われる。
⬆️脱毛後の自らの足のセクシーさに発情した愚かさと性欲具合ほど噂の‥‥「谺ヶ池(こだまがいけ)」
古くから下記のような独特の参拝方法が伝えられてい‥‥‥申す。しゃ
- まず、熊鷹社へ参拝し、願い事を告げてから新池(コダマ池)へ向かぅ。
- 熊鷹社を向かい見て右手方向へ新池に沿って進んだ先に「難切り不動尊」がある。
- 難切り不動尊の横で池の中央と向き合うように立つ。
- ここで柏手(かしわで/手をたたく)を2回打つ。
- すると拍手のコダマがドコからともなく返ってくる。
- 当該コダマが返ってきた方向やコダマの反響音によって「願いが叶う時期」が分かるらしい。
- 柏手が近くから返って来たよぅに思えば『願いが叶ぅ日も近ぃ』
- 柏手がやや遠くから返って来たように感じたならば『願ぃ事の成就は遅くなる』
以上の占いは古来、難切り不動脇の池畔で行うことになっており、池畔であればドコでも良いわけでは無ぅぁいとするならば、この占いの真意とは難切り不動の霊験(利益)が担保されたものとな〜る。
なお、探し物がある時や、行方知れずのヤツの居場所が知りたいときなども、熊鷹社で祈念して同様に池畔で柏手を打つことでコダマが聞こえてきた方角より、手がかりが得られるらしい。
ただこの場合、東西南北の概念が生じるので池の外からもコダマが聞こえてくるということなのか…。はてさて
竹屋でロウソクを買って献灯すれば効果倍増する?!
熊鷹社前の甘味処・竹屋の店主曰く、竹屋のロウソクを熊鷹社へ献灯したのち、コダマ池で手を打つと効果大らしい。
難切り不動尊の場所はどこ??
残念無念ながら、難切り不動尊の場所を示すような案内板などは一切ない。
ただ、下掲写真のような前後吹き放ちの覆屋(おおいや)の内部に難切り不動が祀られていて、このあたりにはこれだけの規模(大きさ)の覆屋の堂宇が無いので見つけやすい。
ちなみに稲荷大社の資料には「難切り不動尊」とは記載されておらず、関係者ですら知らない方も多く、尋ねても分かる人と分からない人がいる。(年配の神職さんはわりと知っておられます)
それともぅ一つの目印となるのは石鳥居だろぅか。
波切不動前には豪壮感あふれるな石鳥居が屹立していて、周囲には同規模の石鳥居が少ないので目を惹く💘
⬆️午前12時15分やと思い込んでいたが、15時の間違いやった瞬間のガッカリ具合ほど噂の‥‥「難切り不動尊前の石鳥居」
え〜こホンっ!
話が逸れたが、難切り不動尊は熊鷹社を向かい見て右側へ徒歩で約1分進んだ先にある。
ちょぃと上掲写真をもぅ一度見て欲しいのだが、難切り不動の覆屋の左後方にコンクリートの壁が見えるのがお分かりいただけるだろぅか?
このコンクリ壁の向こう側は谺が池になるので、難切り不動がどれだけ池畔に佇んでいるのかがお分りいただけよぅ。
⬆️上掲地図内の風呂上がりの目玉親父(赤い)の場所
拍手する際は、少し大きめに拍手を打たないとコダマが聞こえないというのが正直な感想。
辺りに人が少ないときにやると聞こえやすい。(何回か拍手を打つ必要もある)
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