京都 伏見稲荷大社「権殿」【重要文化財】

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京都 伏見稲荷大社「権殿」【重要文化財】

伏見稲荷大社・五間社流造

創建年

  • 1635年(寛永12年/江戸時代初頭)
建築様式(造り)

  • 五間社流造
屋根の造り

  • 檜皮葺
重要文化財指定年月日

  • 2014年(平成26年)1月27日

京都 伏見稲荷大社・権殿の読み方

神社の境内には、漢字の羅列で読みにくい名前の社殿などがあります。

権殿は「ごんでん」と読みます。

京都 伏見稲荷大社・歴史・由来

この権殿は1635年(江戸時代)に造営された殿舎となります。

正面の蟇股の形状や繊細な彫刻は、江戸時代を象徴する蟇股と言えます。

屋根には千木・置千木、鰹木なく、棟の両端に鬼板が据えられているのみです。

また屋根は檜皮で葺かれ、流造で造られています。

五間社流造(ごけんしゃながれづくり)」とは、正面から見て柱の間が5つ存在し、長さが約10mほどある流造りの社殿のことを指します。

「流造り」とは、「殿」の部分を中心として、屋根が「への字」型に大きく湾曲を画きながら、前方へ向けて突き出たような形状の造りのことです。

権殿は、伏見稲荷大社・本殿と造りが類似しており、本殿を一回りほど縮小したサイズで造営されています。

通常、一般の参拝者は本殿の手前の「内拝殿」で手を合わせてお祈りするので、本殿を間近で見る機会がないと思われますが、本殿の建築様式を間近で見たい方は是非!この権殿に参拝してじっくりと見学してみてください。

権殿の役割り

権殿の役割りとは、本殿の修造(修理)の際、一時的に御神体をお遷しする「仮の社殿(仮殿/かりどの)」です。

このような権殿や仮殿は、伏見稲荷大社だけに存在する殿舎ではなく、日本全国のそれなりの規模の神社であれば、権殿や仮殿を見かけることができます。

例えば、同じ京都に位置する「上賀茂神社(賀茂別雷神社/京都府京都市)」では権殿、日光東照宮(栃木)や出雲大社(島根)では仮殿を見かけることができます。

また、一時的とは言えど、本殿と同義として扱われるため、本殿に準じた造りと、社殿内の調度品なども本殿と類似したものが置かれています。

伏見稲荷大社・権殿の場所

伏見稲荷大社・権殿は本殿の真後ろにあります。

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